Python3で解く AtCoder Beginner Contest 182 D - Wandering
制約上、愚直にやるとTLE。 累積和を2つ持つ必要がある。イメージさえできれば、コードはすっきりできる。
目次
概要
- 整数列が与えられる。
- 以下のように座標を進む。()が正なら右へ負なら左へ進むイメージ)
- 最初は0
- ...
- この時に、一番大きく進んだ時の座標位置はどこ?
解くときに考えた内容
- のi番目までの累積和(a_cumとする)を求める。
- その中で最も大きい値を保持する(maxv)とする。
- 番目までの行動が終了した時の座標をall_cumとする
- でもこの処理は一番最後に行い、現在の座標は 番目までの行動が終了した時の座標を用いる。(つまりindexをずらして足算する)
この時全ての和と言っているのはall_cumで累積和の累積和(ただしmaxvを求めているiの一つ前の値)としている。最後はのまでの三角をぜーんぶ足した物とからの中での最大の値の合計が、これまでの最大位置よりも大きいかを比べることになる。
コード
n = int(input()) a = [int(x) for x in input().split()] ans = 0 all_cum = 0 maxv = 0 a_cum = 0 for i in range(n): # i番目までの累積和 a_cum += a[i] # i番目までの累積和で最も大きい値 maxv = max(maxv, a_cum) # この段階ではall_cumはi-1番目までに手順の累積和 ans = max(ans, all_cum+maxv) # ここでall_cumはi番目までに手順の累積和 all_cum += a_cum print(ans)
参考になる書籍
- 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造
けんちょんさんこと、大槻さんの書籍である、「問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造」 ご本人の記事の中で難易度は、螺旋本ということで初学者でも非常に結構読みやすい!!!(実際に、けんちょんさんの記事はC++に疎い自分でも、その思考プロセスを学べるくらい丁寧に書かれているし、この書籍も非常に読みやすい)どのようなステータスの人にもおすすめの一冊になっている。
とうとう発売され自分の手元にも来た(2020-10-03)。現在読み中なのである程度読み込んだら感想を書く予定。めっちゃ図が多いし、章末問題もあるしかなりイケてる。答えはC++で書かれているがそのうちPythonでも書かれるとのことなので、自分で前もってやってしまおうと思う(答え合わせできるのはありがたい)。
問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造 (KS情報科学専門書)
- 作者:大槻 兼資
- 発売日: 2020/10/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
章末問題を解いてる。まだ途中。 blacktanktop.hatenablog.com